大概勇者ってのはクズだ

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俺はと言うと。 「やっぱ武器欲しいよなぁ(笑)」 どうせ勇者はアーサーの聖剣とは意味と訳が違う聖剣的なカスを持っている(これ大事、テストに出るぞ) だから対抗する為に一応武器を貰いに行こうと思ってな。 「そして来ました天界」 雲に囲まれ、某SAOの世界樹の上にある町的な物が見える。 ここには創世記から存在する神器が保管されていてここからアーサーのエクスカリバーを返してもらった事がある。 暫く空中散歩していると青髪の天使が空から落ちて来た。 「きゃぁぁぁ!」 「よっと」 水魔法で触れる雲を作り出し、衝撃を和らげて受け止め、降ろす。 「久しぶりだなゼウス」 「なんだキョウか…、不良系イケメンがいいのじゃ…」 不良系…ね、やっぱり少しワルな方がモテるのか? こいつは天界管理局のトップ、ゼウス。 青い髪をツインテールにしていて純白のローブを纏った姿。 そして… こいつも幼女である。 「神器をあげたい奴がいるんだ、頼めるか?」 「嫌じゃ!始末書どんだけ書かせる気なのじゃ!」 「こいつだ」 「良いとは言ってな…おぉぉぉ!?」 明が頑張って練習している姿を空間魔法で見せ、ゼウスは目を輝かせていた。 「茶髪じゃの…!」 「茶髪?」 「髪も尖ってて…私が好きな顔じゃ!」 まぁ明は某絶園のアイツに似てたりするからな。 「とっておきの神器を渡すのじゃ!」 良かったな明、お前は主にロリから持てるぞ、中身は腐ってる物ばかりだが。 因みに理事長は年齢30だ、ゼウスは創世記から居るからな、年齢不詳だ。 「後で私から届けてやる、丁度よく召喚魔法陣が描かれておるからな」 「来る気か?」 「当たり前じゃ!それが条件じゃ!」 「わかった、なら明を使い魔召喚させるならその時に介入して来い、余裕で魔力は足りるからな」 「わかったのじゃ!」 明、嫁が増えたぞ。 ついでに勇者も召喚させるか、想像つくけど。 それよりも…とっておきの神器って何だ?
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