大概勇者ってのはクズだ

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◇ 天界で色々な果実を購入し、理事長室に転移した。 するとそこで行われていたのは。 「このっ!」 「中々やるな…少年!」 休憩しているアーサーとサタン、軽く本気を出して戦っているルシファーと明。 「飲み込むスピード尋常じゃねぇな、ほらお土産」 果実を二人に手渡し、俺は二人の間に入る。 「おぉ恭介!こやつ意外とやりおるぞ!」 嬉しそうだな、張り合いのある奴ってのはそう居ないからな、うん。 「はぁ…はぁ…、好い加減休ませて下さい…」 「何言ってんだ、次は俺だ」 「はぁぁぁ!?」 「恭介と…、ククク、楽しそうだから見学させてもらおう」 ルシファーも果実を頬張っている二人の所に戻り、同じく果実を頬張る。 和む… 「さて、ロリコン」 「俺はロリコンじゃねぇ!」 「二秒保ったらOKにしてやる」 「二秒!?」 「じゃあ行くぞ、誰か合図頼む」 「「「はふへぇ!」」」 始め、と言いたかったのか、ちゃんと飲み込んで喋れ。
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