海、それは無限の自由(フリーダム)

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一戦目、俺、ツカサペアVSアーサー、メルカペア。 「今回は勝つ」 「知ってるかアーサー、そう言うのは負けフラグって言うんだぜ」 俺はジョジョ立ちでアーサーを指差す、ツカサが隣でパチパチと手を叩いている。 「恭介さん!正々堂々戦いましょう!」 「あぁ、メルカも頑張れよ」 顔を赤らめて両頬を抑え、悶えるメルカ。 そして…試合が始まる。 サーブはアーサーから。 「行くぞ、ハァッ!」 「ぶっ!?」 アーサーは後ろからメルカを攻撃し、メルカはアーサーを睨んで迫る。 「絶対わざとやったでしょ!」 「違う、たまたまミスしただけだ、次はちゃんとするから早く前に行け」 「絶対よ!したらぶち殺すから!」 メルカは再び同じ位置に戻り、向かいのコートを見て構える。 「そぉ~…れッ!」 ボゴァッパァンッ 明らかにボールが当たる音じゃない、てかボールが破裂するほどのサーブって何だよ、ツカサが俺の背中で怯えてるだろ。 「悪い悪い、私はバレーが苦手な様だな「黙れこの絶壁女!」…なんだと?この変態女が!」 二人からオーラが流れ出し、凄い剣幕で睨み合う。 「勝負どころじゃないな…」 「あの~…審判?」 ツカサが審判、もといアキラを突ついて呼ぶ 「あ、あぁ…、クサナギ、ツカサペアの勝ちにします」
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