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ラストは俺、ツカサに代わりレイラのペアVSサタン、ルカのペア。
「試合開始だ」
◇
「ゲームセット!」
「負けちゃった…」
ガックリとうな垂れるサタンとルカ、ニコニコ顏で微笑むレイラ、そして…さっきからレイラの尻尾が脛に当たって地味に痛い。
「これで旅館の部屋は私の物!」
「え?聞いてないぞ?」
「あれ?言わなかった?優勝したチームの人はお兄ちゃんと同じ部屋ってルール」
「知らねぇよ!おい!お前ら知ってたのか!?」
「俺は知ってたぞ、電車の中で喋ってたの見た」
なん…だと?電車の中では今日の事を楽しみにし過ぎて眠れなかった俺が爆睡していたぞ!
「今日は私と一緒!」
「…着替えはどうするんだ?」
「お兄ちゃん…見たいならいつでも私は…「そういう意味じゃない、もし俺の部屋で着替えるつもりなら着替えてから来い」ちぇ…」
いつしかレイラまで病んでしまうんでは無いだろうか、と心の中で危惧する。
「出来たぞー!」
「昼飯が出来たみたいだな、行くか、そうだ、アキラ、セリア」
「なんだ?」
アキラに近づき、耳打ちする。
「そんな事普通に言えよ、行きますよ、風紀委員長さん」
「は、はいっ!(やった!てかクサナギは何を言ったんだろう…?)
「ククク」
「マスター、悪い顔になっているぞ」
「悪かった!悪かったから砂を目に擦り込むな!」
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