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◇
お昼を食べ終えると再び遊び始め、俺は嫌がるルシファーの頭を掴んで海の方に投げる。
「今年は泳げる様になるぞ!その為に…今回はコレを持ってきた!」
シュバッと素早くルシファーにあるモノを投げる。
それは…
「浮いてる…だと?」
「それを腰に通したら沈まない、名付けて!エアーリングだ!」
すみません、ただの浮輪です、ありがとうございました。
「おぉ…これなら!」
ルシファーはグッと浮輪を握り締め、海の方に走っていく。
「おぉ!泳げる!泳げるぞ恭介!」
「ハッハッハッ!」
俺は砂浜で高笑いする、この三年間長かったがついにルシファーが水に浮く日が来るとは…、目から雨が…。
「暫く泳いで来る!」
ザバババと水泳選手もビックリな速さで泳いで行った、速いのに何故金槌だったんだろう…、まぁいいか
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