4589人が本棚に入れています
本棚に追加
/343ページ
刹那、フルボッコにされた明が宙を舞う。
「…すまん」
思い切って四割だしたらやってしまった。
これは俺が悪いな、うん。
「コンマ一秒だ」
ルシファーがそう言うと鼻で笑っていた。
「おーい、生きてるか?」
「い、いつか…殺す…」
生きてるな、良かった良かった。
とりあえずドラクエで言う世界樹の雫とエルフの飲み薬的な物を明に浴びさせる。
するとみるみる傷が癒え、魔力も全回復!あたいってば天才ね!
「そういや使い魔召喚か…ブツブツ」
「どうしたクサナギ?」
すると扉がバンッと荒く開き、勇者が現れた。
「あっ」
「魔皇帝さん!何故置いて行くのですか!」
「知るかバーロー、使い魔召喚するから行くぞ」
ほぼ無視に近い形で横をすり抜け、後の四人も黙って着いて来る。
「ま、待って下さい!」
最初のコメントを投稿しよう!