海、それは無限の自由(フリーダム)

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大部屋に到着、中からはドタバタと騒がしい音が聞こえる。 何をしてるんだ? と、思ったらサタン、ツカサ、レイラ、ルカの四人が鬼ごっこしてただけだった。 因みにセリアとメルカはまだ風呂に行ってるらしい、アーサーは既に運ばれた料理に釘付けだった。 ガルバさんは料理を運んでる、俺も手伝うか。 まぁその後、全員が到着して(約一名は火傷を負っていたが)夕食を食べ終え、俺は部屋に戻った。 それから酒を片手にガルバさん、ルシファーの三人で飲み、頭がボーッとして来たぐらいに俺は布団の中に入った。 「眠い…おやすみ」 布団の中に潜り込み、俺は意識を沈めた。 「来たよ~!お兄…あれ?」 レイラは俺の隣に寝転がり、顔を確認する。 「寝てる…、はぁ、折角選んだのに…まぁいいや、記念にファーストを…うっ!?」 レイラは鼻を抑え、急に悶える。 「おおおおおお酒の匂い!?だ、ダメ…ふにぁ…」 目を回して俺に覆い被さるようにして倒れた。 神皇龍はアルコールの匂いに弱い、と魔物図鑑に載っていたのは言うまでも無い。
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