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目が覚めるとそこは荒廃した大地だった。
「何だここ…もしかして覚醒的なフラグ?」
ー 台無しにすんなよ ー
「誰だ?」
ー 俺か?俺はその魔法兵装の人格だ ー
「ふーん、何で俺はここに?」
ー お前は人と違うからな、真の力に耐えれると思ったからだ ー
「迷惑な話だ」
ー まぁそう言うな、もしクリア出来たなら神王剣に匹敵する力が手に入るぞ ー
「いや、今のスペックで十分勝てるし」
ー まぁそう言うな、もしクリア出来たなら神王剣に匹敵する力が手にはいるぞ ー
もしかしてこれってループ?
と思ったので。
「わかった、なら受けてやるよ」
ー フッ、そう言うと思っていた ー
やっぱり(笑)
「なら何をすればいいんだ?」
ー 簡単だ、力を示せ ー
言葉は途切れ、後ろから足音が聞こえ、微かな殺気が伝わる。
「へぇ…、俺の影ね」
後ろにはもう一人の、全てが真っ黒の俺が立っていた。
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