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◇
「さて、寮を飛び出したのはいいけど何すればいいんだ?」
二人はとりあえず街に出てみた、アキラはキョロキョロと周りの物を見ながら歩く。
「そうだね、先ずは情報収集なんてどうかな?」
「情報はあるじゃねぇか」
「そういう情報じゃなくてさ、現場検証とか」
「刑事じゃないんだぞ、…ちょっと止まれ」
「何?どうかした?」
アキラは首を捻って後ろを確認する。
「やっぱりな…、もう狙われてるぜ」
「えっ!?」
「バカっ!声がでけぇ!」
「いや…アキラの方がデカイけど…」
「あ…」
すると後ろから一斉に黒い制服を来た男達が追いかけて来た。
「うわわわ!?何か後ろから来たよ!?」
「もういいや、殴って聞き出してやる、場所変えるぞ、転移」
「ちょ、待ってよアキラ!転移!」
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