青銅の鎧って序盤から中盤にかけて使えるよね。

8/36

4590人が本棚に入れています
本棚に追加
/343ページ
結局ルシファーを救出する羽目になり、俺と突撃ダイブ銀髪幼女、もといサタンは青い顔をして気絶しているルシファーを突っつく。 「とりあえず嵐払ってきてくれ」 「分かったマスター!」 するとサタンは大きく口いっぱいに空気を吸い、ふぅ~!と空に向かって吹いた。 ゴゴゴゴゴ 空気の音では無い音が聞こえ、次の瞬間には雲一つ無い晴天だった。 「良くやった」 ポンポン、と頭を優しく叩き、サタンはえへへ、と笑いながら喜ぶ。 そして俺はルシファーを叩き起こし、炎の魔法で身を包んで服を乾かす。 「ここから約10キロ先、海龍の巣がある、出来るだけ傷つけず、気付かれずに皮を剥げ」 「無理だろ」 「皮を剥ぐのは痛いですー」 「そうか…、なら…一匹狩って今日は海龍鍋だ!…あ」 「どうした?」 「アーサー居ないから余る…orz」 「マママスター!?」 恭介はがっくりと膝を着いて項垂れ、サタンは慌てて駆け寄り、背中を摩る。 「…おい…恭介?、もう採って来てしまったんだが…」 上を見上げると、肩に空を覆うくらいデカイ海龍を担いだルシファーが翼を羽ばたかせて飛んでいた。 ( ´Д`)y龍 ∑(゚Д゚)(・Д・)
/343ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4590人が本棚に入れています
本棚に追加