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そして朝になり、ルシファーが薬を持って帰ってきた。
「すまない恭介…、例の薬は売り切れていた、だが能力だけを元に戻す薬は見つけたぞ」
「マジかよ…!?」
ルシファーが申し訳なさそうに緑色の液体が入った瓶を渡し、俺は少し抵抗があったが一気に飲む。
「うげぇ…」
とてつもなく不味い、でも能力は戻ったみたいだ。
「あとは見た目だけか…。確か今日は決勝か?」
「そうですね、頑張ってくださいね!」
ルカだけは俺を俺として見てくれている、あとルシファーもな。
「マスター、今日一日は私が面倒を見てやるからな!」
ギューっと抱き締め、頬を押し付ける。
やっぱり気持ち悪い(いい意味で)
「とりあえず転移するぞ、決勝は…、不安で仕方ないんだが…?」
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