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「サタン、とりあえず退いてくれ」
「マスター、早くしろ、私は腹が減っている」
「何処の腹ペコ王だよ…、家政婦~!」
「あのさ恭介、何度も言うが俺は家政婦じゃないぞ?」
新たに出てきたのは大悪魔、ルシファー
強さの順で言うと使い魔の中で二番目だ。
まぁ世界最強クラスには変わりないが。
俺の事を唯一名前で呼んでくれる使い魔だ。
因みに外見は漆黒の長髪の赤目、赤いラインの入った燕尾服を纏う何処かの執事みたいな顔をしてる。
「はぁ…、フルコース用意するので待ってて下さい」キリッ
ほら、イキイキした顔してる。
「サタンも行こうなー」
「zzZ…」
「寝てるし…」
「寝る子は育つ…くそったれが!」
「大丈夫だ、別に急に育つわけ…ギャァァァ…」
額の血を垂れ流しにしながらキッチンに向かい、ルシファーに手当てしてもらってフルコースにありつく。
「いただきまー…あれ?」
「腕を上げたな、ルシファー」
「まぁな」
一瞬で無くなった。
ブラックホールでも通り過ぎた?いや台風じゃねぇし
まぁいいか。
城の食料庫漁ろう。
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