青銅の鎧って序盤から中盤にかけて使えるよね。

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次の日、俺は土日明けなので学園に行かなくてはならなかった。 義務教育とかいう奴だ、前世は義務教育じゃなかった気がするんだが…、まぁいいか 「ん?」 因みに今日は使い魔を連れていない、まぁ当然なんだが…あれは何だ? 「だから!使い魔は来たらダメなの!ゼウスは大人しく寮で待っててくれ!」 「嫌じゃ!アキラと一緒にいたいのじゃ!…ダメ?」 刹那、目の前の男子生徒の目と鼻から赤い液体が流れた。 「ぐぉぉぉ…お?クサナギじゃん」 くそっ、出来るだけ関わりたく無かったのに! 「…なん「アキラの友達かい?」あっ、勇者」 気付けば服が引っ張られて今にも破けそうな勇者が居た。 埋れててわかんなかったが当然の様に貴族のお嬢様に囲まれてんな。 てか俺…、そうか、仮面してたから知らないのか。 「あぁ、こいつとは昔殺り合った中でな」 「オイオイ…!嘘つくなよクサナギぃ!」 「殺し合い…だと…!?アキラ!それは本当なのか!?」 「あぁもう面倒くせぇ!おい!おいコラァ!クサナギ逃げんなオイコラァァァ!」 さてさて、教室に行こうかな。 その後、幼女を二人抱えたアキラが職員室で土下寝し、謝男になっていたのは言うまでもない。 「あの男…ただものじゃない!」 すまない、バカも居た。
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