青銅の鎧って序盤から中盤にかけて使えるよね。

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少しテンションがバズーカしたので(気分的な意味で) 俺達はガルバの店に戻って来ていた。 「あら?帰って来たのね、キョウ=クサナギ」 「…うん」 「ど、どうしたのよ、いつもの威勢はどうしたのよ、こ、こっちの調子が狂うじゃない!」 俺はそっとガルバにアルス(バズーカ)を返し、ガルバは完成したら渡すからな!と言った。 欲しいけど欲しくない。 「そういや…お前の武器は?」 「私のは…これ!」 そこには剣と銃が一体化した様な奇妙な武器があった。 こ、これは… 「ガンブレードって言うらしいわね、それで…ここのトリガーを引くと…」 ドンッ、と剣の部分が打ち出され、刃の部分は鎖でつながれていた。 「鎖鎌みたいになる、つてわけ、リーチが長くなるし威力も高くなったわ、後は…よっと」 手慣れた手付きで元のガンブレードに戻し、両手に持って構える。 「長押しすれば魔道砲が撃てるし剣としても使える、凄いでしょ!」 勝ち誇った表情を浮かべる。 成る程、銃の機能も備えているのか。 隙の無い武器だ 「いいな…」 アキラは凄く羨ましそうな表情を浮かべながらセリアの持つガンブレードを見る。 まぁアキラにはゼウスから貰ったゼウス曰くとっておきの神器があるからな。 「そういやアキラの武器の名前は?」 「…神帝剣ジークフリート」 アキラは顔を真っ赤にして言った。次の瞬間、俺は腹を抱えて転げ回った。 「厨二臭ぇぇぇぇ!(笑)」 「仕方ないだろ!ゼウスのとっておきなんだからよ!」 「し、神帝剣ジークフリー「帰る」 そう言うとアキラは転移で消えて行き、笑い終えた俺も帰る事にした。 「ちょ!待ちなさいよ!」 「なんだ?」 さっきまで気がつかなかったセリアに声をかけられ、俺は振り返る。
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