青銅の鎧って序盤から中盤にかけて使えるよね。

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それから二人はずっと集中して声をかけるのも何だったので魔王の所に様子見に行く事にした。 ◇ 「あ!マスター!」 「よぉサタゴフッ!」 肋骨が何本か、まぁ高速再生で何とかしておこう。 因みに隣には純白のドレスを来た金髪碧眼のお姫様がサタンと手を先程まで繋いでいた。 今は俺の腹にダイブして手を回して抱きついている形だが。 「ありがとなサタン、後でお願い何でも聞いてやる」 「うん!」 俺は頭を撫でながらお姫様に近づき…名前なんだっけ? …ティアラだっけ? ティアラか。(ページ確認) 「とりあえず城に帰すから、後は説明よろしく」 「えっ?ちょ…待っ」 強制転移完了、今頃城が大騒ぎ…でも無いか。 「久しぶりに来たな…」 「魔界…」 アーサーは少し周りを警戒している、まぁ今は使い魔だけど元勇者だからな、仕方ない。 「少し観光するか」 「どこに行くの?」 サタンは勝手に俺の背中をよじ登って肩車していた。 いつ乗ったんだ…!?覚えが無い… まぁいいや。 「嫌だ!私は帰るぞ「魔界限定のお菓子あるかもな」行くぞ」 アーサー…、お菓子の為にそこまで…、可愛い奴め 「うぉう!?」 刹那、顔面スレスレに剣が通過し、アーサーは俺を見る。 「何か考えて無かったか?マスター」 「いや、別に?」 「なら良いのだ」 カシャン、と鞘に剣を納めて俺の一歩後ろの距離で歩き出した。 これから心の声にも気をつけよう
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