大掃除してたら黒歴史が出てきた…orz

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◇ アーサーの部屋。 「これは要らないな、と言うか何故私の部屋にはお菓子のストックしか無いんだ?」 湿気って食べれなくなったお菓子や消費期限の過ぎたお菓子を次々にゴミ袋にいれていく。 「これで三袋目か…、まだまだ捨てる物は多い」 ◇ サタンの部屋。 「捨てる物は~あーるかな~?」 引き出しの中を漁ると何で拾って来たのかわからない瓶のフタや説明し辛い飾り物があった。 「うーん…」 「サタン、手伝いに…わっ!?何この部屋!凄っ!」 「あっ!ツカサ!」 ツカサは部屋の中をジロジロと眺めながら入ってくる。 「これは流石の私でも少し引くかも…、むしろ捨てる物がこれじゃない?」 「ダメ!絶対捨てない!」 壁、天井、窓、扉に貼られた恭介のポスター、机の上に置いている写真ボードには恭介と映っている写真が八割、皆で映っている写真が二割ものがあった。 「よっぽど草薙の事が好きなのね」 「マスターは私の初めての人だもん…ぽっ」 「ななな!?は、初めて!?」 「うん!凄く優しい人だよ…」 ツカサは凄い剣幕で部屋を飛び出した。 「どうしたんだろ?初めて使い魔契約した優しいマスターって言おうとしたのに…」 可愛らしく小首を傾げ、出て行った扉を眺めた。 ◇ 「草薙!」 「あ?なんだよ」 「この犯罪者!死ね!」 「……えぇ?」 流石に突然死ねとか犯罪者とか言われたら凹むぞ。 「おいおい、意味がわからんぞ」 「サタンを傷物にして!あの子はまだ子供でしょ!」 「き、傷物?ちょ意味がマジでわからん!」 「とぼけないで!サタンのしょ、しょ…処……ボンッ」 顔を真っ赤にして突然ツカサが爆発した、意味がわからんぞ! 「処…?おいマジでどうした?熱でもあるのか?」 俺がツカサの額に触れ様とすると… 「さ、触らないで!妊娠したらどどど、どうするのよ!」 「…えー?」
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