マスターだけど愛さえあれば関係無いよねっ!

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「マスター!」 「ん?何だサタン」 今日は休日、俺は部屋でゴロゴロしながら本を読んでいた。 ゆっくり体を起こし、サタンはベットに座って言った。 「前に約束したお願いごと覚えてる!?」 …ゑ? したっ……(ページ確認)ね したねそんな約束。すっかり忘れてた。 「あ、あぁ…オボエテルヨー」 「お願いがあるの!」 瞳をキラキラさせてる、まるで宝石箱やぁ~ キャラじゃ無いな、やめよう。 「それで?何のお願いなんだ?」 「私とお買い物に行こう?」 「買い物?」 買い物なんて全部ルシファーに任せてるからなぁ、俺が買う物なんて全く無いが…、まぁサタンのお願いだしな。 「いいぞ、いつだ?」 「今日!」 「…えぇ?」 ◇ 適当に服を着替えてリビングで待つ、すると… 「じゃあ行こう!」 「一人じゃ無いのな、まぁ薄々気付いていたが」 前にはサタンを先頭にツカサ、レイラ、ルカ、そして… 「お菓子ついでに行ってやる」 「ア、アーサーが私服…だと!?ゴフッ!」 「護符?」 「いや、何でも無い…しかし」 まさか… ルシファー以外のメンバーが全員来るとは思わなかった。それにルシファーは丁度二日家を開ける用事があるとか何とかだし…、二日間は外食になる。 財布が心配だ(主にアーサーの食費的な意味で) そうだバイキングに行こう。 「サタンだけ願い事を聞くのは関心しない」 レイラが口をとんがらせてブーブー言っている。 「私の言う事も聞け!クサナギ!」 「えー?なら約束した意味が…「そうだよマスター!皆が可哀想だよ!」…サタン、お前はそれでいいのか?」
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