マスターだけど愛さえあれば関係無いよねっ!

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するとレイラは自信ありげに言い放った。 「私だけ特別な存在にしろ」 「えぇ?それは無理だろ、せめて呼び方とかならまだしも…」 レイラは独占欲が強いのか?と思いつつレイラは考える。 「なら…クサナギと一々言うのが面倒だ、特別な呼び方は無いか?」 レイラがアーサーに言った、おい待て、一番聞いたらダメな奴だ。 「そうだな、【クズ】とかどうだ?」 「グボァ!?」 「あわわ!?恭介さん!?」 主に心にクリティカルヒット、アーサーも本心で言ってないよな? 「半分冗談だ」 アーサーは嘲笑いながら言う。 …余計落ち込む。 するとレイラは頭をくしゃくしゃと髪を掻き毟り、唸る。 「クサナギは何と呼ばれたいんだ!」 あれ?怒られてる?俺ってもしかして不便な奴? 自分で自分を凹ますなよ… そうだな…最近の事で考えてみるか。 そうだ。 「兄貴と呼ばれた「却下」ですよねー」 くそっ!一度くらいは美少女に兄貴と呼ばれたい!もしくはお兄ちゃんでも可!むしろお兄ちゃんがいい! 「お兄さん、もしくはお兄ちゃんでなら良いぞ」 「何の違いがあるんだ!」 思いっきり壁に頭を叩きつけた。
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