マスターだけど愛さえあれば関係無いよねっ!

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◇ 「マスター!これ可愛い?」 「あぁ、似合ってるぞ」 とりあえず言っていいか? かれこれ二時間くらいファッションショーを見せられてる。まぁ可愛いから全然大丈夫なんだが。 「ん?クサナギじゃん、何してんだ?」 「アキラ?一人か?」 そこには何かの絵がプリントされた黒シャツのジーパン姿と言った格好のアキラが居た。 「あぁ、てかクサナ「お兄ちゃん…どう?」…ブシュッ」 レイラがかなり露出度の高い服装で出てきた。まぁアキラは当然鼻に赤い鼻を咲かせるわけで…、まぁ返答に移ろう。 「可愛いけど俺的にはもう少し控えめがいいかな」 「うーん…もうちょっと考えてみる」 シャッ、とカーテンが閉まり、アキラが復活する。 「よく立ってられるな…、てか誰だ?」 「あぁ知らなかったか、さっきのは最近俺の家族になったレイラ、一応神皇龍って言うドラゴン」 「クサナギの家には人外しか居ないよな」 「褒めるな、照れるだろ」 「そう言うならバズーカを降ろせ、頼むごめんなさい」 「チッ」 俺はネオアームストロングEX砲を空間に仕舞う。 「恭介さん!飲み物お持ちしましキャッ!?」 「バリアー」 「熱ィィィィィィ!!??」 とっさに魔力壁を張り、転倒しかけたルカを抱き寄せ、アキラは豪快に頭から熱いコーヒーを被る。 「大丈夫か?」 「す、すみません怪我は無かったですか!?恭介さん!」 「あー…、俺よりもアキラの方が…」 「え?あぁぁぁ!?すみませんすみません!」 慌ててアキラに駆け寄るルカだが。 「待て!まだ魔力壁を…「ガンッ」…あちゃー」 ルカは勢いよく魔力壁にぶつかり、目を回してバタッと倒れた。 「だから言ったのに…」 「良い加減に俺の心配しろボケェェェェ!!」
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