マスターだけど愛さえあれば関係無いよねっ!

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◇ 「何か用かしら?」 「デュフフフ、ぼ、僕と遊ば「腐れ外道!」 突然目の前の気持ち悪い学生がボマイェを食らって吹き飛んだ。 それにボマイェを繰り出した人は見覚えが無い少年だった。 「大丈夫か?ツカサさん」 「な、何で私の名前を…」 「クサナギから聞いたんだ、オラッ!」 続けてレインメーカーを繰り出し、学生は三回転してから壁に叩きつけられ、地面に這いつくばった。 「だ、誰だお前は!」 「俺か?俺はな…、【世界の幼女を守る男、高宮 明】だ、お前らみたいな犯罪者予備軍を粉砕する、さしずめ正義(幼女)の味方ってとこだな」 幼女を守る力を得た今!俺は英雄になる! アキラはジークフリートを取り出し、魔力を集中させる。 「俺に神装は無理だった、でもな…、一度地獄を味わい、俺は新たなるステージに上がった。これが!神帝剣の派生型だ!」 アキラが剣を持つ右手が金色の粒子に包まれ、一気に光は霧散する。 「これが、俺の…新しい力、【神王の右腕】(ジークフリート)だ」 右腕は剣と一体化した様な形になり、右腕には数本の青い流線が浮き出ていた。 「もう二度と近づかないと誓うなら逃してやる、どっちが良いんだ!」 「ひっ、ひぎゃぁぁぁ!」 学生達は逃げ帰り、アキラは、はぁ…、と息を吐いて腕を解除する。
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