始まりの刻

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雲一つない蒼天である。 この青空がよほど嬉しいのだろう。 子供達は外で『キャッ、キャッ』と歓声をあげながら遊んでいる。 そんな中独りぼっちで絵を書いている少女がいた。 外の様子など気にもかけず独り黙々と絵を黙って描き続けている。 最初の頃は誰かしら気にかけ声をかけてたが、返事をせずにこの少女は絵を描き続けていた。 その為一人ずつ声をかけなくなり、今では子供達だけではなく先生も気味悪がってあまり声を掛けなくなっていった。
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