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「作戦会議? 何をするの?」
蝶が少し興味を持ったように言う。
こいつ昔から性格悪かったみたいだし、作戦会議とかそういうのと縁がなかったんだろうなあ。
「女、もっともメジャーな萌え属性とはなんだと思う?」
まずは有名所から始めるのが吉だろう。
「……うーん、やはり萌えの王道といえばツンデレ?とかじゃないかしら」
蝶は少し考えてから言った。
ふん、にわか野郎め。
「違うな、間違っているぞ。まず最初に攻略すべき属性、それは……」
「……それは?」
「淫乱ピンクだ」
俺の堂々たる宣言に、蝶は唖然としている。
当然だ、常人には理解できないだろう計画なのだからな。
「い、淫乱ピンクって、あの淫乱ピンク?」
「ああ、お前のおぼろげな想像で大体あっていると思うぞ」
ピンク色の髪にお色気要員。
蝶の想像ではおそらくそんなところだろう。
「まったく、度し難いほどに変態ね。これだから男は」
呆れたような仕草を見せる蝶。
「ふん、貴様は淫乱ピンクを何一つとしてわかっていないな」
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