頂点にして底辺

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“レンブラント”『お忙しいところすみません。あなたが“Mr.クラウン”ですか?』 男が口を開く。 『いかにも。』 少しの沈黙の後、 “Carnage”が口を開く。 『あなたは予知のアビリティを使えると聞いたのですが…』 『ええ、使えますよ。ただし、時間帯までははっきり特定できないのですが。』 『と言いますと?』 “レンブラント"が興味深そうに尋ねた。 『実際にやってみましょうか』 クラウンが目を閉じる。 “レンブラント"達も静かに見守る。 クラウンが静かに目を開けた。 『たった今、世界の未来を視てきました。』 “Carnage"『それで?』 『謎の巨人のようなものが世界を蹂躙します。ソレの起こす3つの大災害によって、世界は混沌に陥ります。が、さっきも言ったとおり、それがいつのことかはわかりません。百年後かもしれないし、明日かもしれない。』
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