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「ちょっと、なにやってんのよ!」
彼女は怒りをみせた様子で、そいつを責めた。傍らには先程まで真面目に掃除していた女子が被害に遭ったのか、水に濡れたようだった。
そして、彼女は濡れた子を隣に、そいつに罵声を浴びせていた。
「委員長、落ち着けって。まずその子の心配しようよ。それで委員長はその子を保健室に連れて行きな。そしてお前は先生に事情を説明してタオルを確保しろ」
俺は委員長を落ち着かせ、二人にやるべきことを伝えた。二人はそれを聞くと即座に行動した。
「あとは……コレをどう処理するかだよな……」
俺は、壁際にバケツが転がってるのを傍目に、水浸しになった床をどう処理するべかを考えた。
(了)
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