突然の別れ

3/3
286人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
そして、真っ青な顔で病院へ飛び込むA。 ベットでBが横たわっている。息をするのも苦しそうだ。 A『じじぃ!!』 Bはきがついたようで、こちらを見ている。 苦しいはずなのになぜか、とても笑顔でこちらを見てなにか言いたそうだった。 AはBに耳を近付けた。 B『わしがいなくなっても…ジャグラーがペカったときにわしの事を思い出してくれればよいから…』 とBは息を引き取っていった。 末期のガンだったらしい。 Aは泣いた。泣きじゃくった。 気付いてやればよかった後悔した。 それからAはスロットを打ちに行かなくなる…
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!