7139人が本棚に入れています
本棚に追加
答えにいまいち納得できないのか、質問を変えたらしい。
「え?サイト巡りのこと?」
「そうだ、なんでここにいる?」
一層顔が近くなったように感じた。
キスしちゃいそうなんだけど!!まぁ、この年でファーストキスってわけじゃないけど…
なんか違うだろ-!!
「えっと…昨日の話、聞いたら手につかなくて、歩いてました…それにサイト巡りなら後でもできるかな…って」
「転校生がくる時間まで歩くつもりか?」
「…多分?」
「戻れ!!今すぐ!」
ハウス!と言わんばかりに声を上げる。
「なんで?ついでに攻め要員の探索もしたかったのに」
「なんでもだ、って…んなもん探すな!」
あれ、空気が重くなった?あー!!探すなってことは、俺以外の攻めはいらない発言ですか!?もう転校生に恋しちゃってるんですか!?溺愛ですか!!そうですか…でもボクは総受けが見たいので答えはノーですよ。
でも最終的に決めるのは転校生であって…ホスト教師落ちかぁ無くはないかも…いや、やっぱり生徒会長様とくっついてほしいところ…ん-…
「ホスト教師お」
「それ以上言ったら…」
「帰ります、はい。」
目が怖かった!!
汗が伝うのを背中に感じる。
キンコ-ン-…
カンコ-ン-…
最初のコメントを投稿しよう!