謎の少女

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「勢い余って出てきちゃったけどさぁ…」 夜の学校は怖いっ! 只でさえ普通の学校ですら恐ろしいのに、ここは何かの端切れで見た『殺人事件』があったらしい廃校だ。何が『居るか』解らない。 「あの時は我武者羅に走ってたから解んなかったけど、何気『職員室』まで遠いな…」 隠れていた教室から『職員室』までは結構遠く感じた。音を立てないように歩いていて多少は遅くなっているかも知れないが。 しかし、これからの事を考えていると外れた扉を見つけた。 秀爾が蹴り飛ばした扉だ。 「お、着いた着いた。…なんか寒いなぁ」 『職員室』に入った瞬間、俺の全身に悪寒が走った。 俺の目に止まったのは『職員室』にある机だ。 何処を調べよう。 『机の引き出し』…24ページに 『机の上』…25ページに
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