第二章 ラッキー バースデー

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三人が感心した。 「じゃあ、オレのことはコークと読んでくれよ、クララ( 」´0`)」」 「あ、じゃあ私もクララって呼んでいいですか?」 そして、また俺をこのあだ名で呼ぶヤツが二人増えた。 最早、抵抗する気にもなれなかった。 「じゃあみんなでゲームでもやろうかな?」 やることがなくなったのか、芽吹が提案する。 「おっ!いいな!じゃあ昨日やってたゲームでヽ(^0^)ノ」 「いいねぇ」 コークがそう言ってゲームを据置ゲームをハードごとカバンから取り出し、それを受け取った芽吹がテレビに配線し始める。 人の家でなにやってんだ。 「あ、クララ、テレビ借りさせていただくぞ☆彡」 「おい、なに二人で勝手に始めてんだよ!コークも!てめぇら勝手だな!」 俺の話も聞かずクララとコークがゲームのキャラの装備選択のところで既に夢中になっている。芽吹とコークは既に口に手を当ててなにか呪文みたいにブツクサ言っている。 軽く話しかけてみたが片手で払われた。ほんとこいつら何しにんだ。
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