運命の呪縛に立ち向かえ若者よ

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おはようございます片山祥吾です。 皆さんにはトイレで紙が無くなったことは無いでしょうか? しかもそれが学校だったら状況は悪くなる。 しかもしかもそれが授業中だとするとそれは最悪の結果になってしまうだろう。 しかもしかもしかもトイレにあるはずの紙が一つもない一応全個室といつもストックがある場所を探したが無い。 まさに神のイタズラである。 後は女子トイレしか無いがさすがにそれは無理だ。 だが、私には携帯電話という最新にして最強の兵器がある。 頼れる妹にメールはしておいた。 さすがにこのピンチに助けに来ない妹では無いはず。 おっとメールが帰ってきた。 「Zzz」 いやいや起きてるだろうがお兄ちゃん怒っちゃうぞ。 「駅前の極上プリンが食べたくてどうしょうもないときってあるよね」 一個680円のプリンと交換とか500円しか財布に入ってない状況では無理ですさい。 「というかお兄ちゃんは大事なことを忘れてるよ」 え…なに? 「私入れたから内ポケに紙入ってるよ」 ちょうどそのときチャイムのなる音が聞こえた。
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