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家に入るとアイツが走ってきた
可愛い…
「雛、ありがとう後は1人で大丈夫
だから」
かすれ気味の声で言ったのではじめの雛…しか聞こえてなかったかもしれない
プロポーズしよう…今。
お前の事が好きだ、どんなことがあっても別れたくない 絶対に。
誰よりも愛してる
結婚しよう
そう言ってプロポーズするはずだった
が…
すぐに意識が飛んでしまった
気がつくと隣で雛が寝ていた
あれ…?記憶がねぇ…
なんで隣に雛が…?あいつじゃない…
数日後、
あいつが家にいなかった…
不安になって電話したり周りの奴らに聞いたりしたけど誰も知らなかった
ベランダに出た時、1組のカップルが見えた
あいつだった…
隣にいるのは…
確か卒業式の後にあいつに告ってたやつ、
やっぱ俺じゃダメなのかな?
結果的には
あいつは出て行った
あの男のところに行くのか?
俺じゃダメだった
本当は昔から俺の片思いだった
また片思いになるのか…
「ありえねぇ…」
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