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キキー ドンッ けたたましい音と共に、体に衝撃が走った。 体が宙に浮くのを感じながら、僕の意識は闇に包まれていった。 隣のあの人を想いながら・・・ ピーピーピー 『ん、』 何かの機械音で目を覚ました。 目を開くと色々な機械に繋がれ、ベッドに横たわる君と僕。 あれ?僕? 色々考えた挙げ句答えは幽体離脱。 でも、なぜだ? まあいいや。体は自由に動かせるし。 兎に角、下に降りよう。あ、僕ね、何故か浮いてたんだよ!凄いよねぇ。まぁ、それは幽体離脱しているからであって、別に凄いって訳じゃないけどね。 スッ うわぁ。すごい傷だね。時間が経てば治るか。
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