Biohazard～オリジナル２章～

ヒデキ編

一瞬、怯えが葵の目の色に混ざるがすぐに消える。

僕はそれを少し悲しく思いつつも、ゾンビに炎を向ける。

「さっさと済ませよう」

そう言って僕は炎でゾンビを焼いた。

これが僕の超能力。

何者の侵攻も許さない炎で灰も残さず焼き尽くす。

僕たちは毎日、戦い続けていた。

この世界で生き残るために。