久美編
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彼女は藤崎由佳。 俺と同じ北海道訓練所の元訓練生だ。 射撃の腕は一流で、俺に銃の扱い方を教えてくれる。 「そろそろ交代の時間じゃない?」 藤崎が俺の腕時計を指さす。 「あっ、本当だ」 俺は双眼鏡を置き、下に無線で確認する。 「そろそろ交代時間だろ?」
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