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『ピッピッ…』
機械音が一定のリズムで病室に響いている
ベッドには私を助けてくれた彼…
体にはたくさんのコードが繋がっている
彼が倒れた後、私は救急車と警察を呼んだ
倒れている男達は直ぐに警察に連行され、私と彼は救急車に乗って、大学病室へと搬送された
幸い、私の怪我は転んだ時に擦りむいただけで、何処にも異常はなかった
…でも彼は違った…
救急担当のお医者様も驚く傷で、『よく生きてるな』と呟いたのだ
彼は緊急手術と検査を受けて眠っている…あの日から三日間も
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