やっぱりオカマだった

16/19
前へ
/27ページ
次へ
しばらく歩くと、キャバクラ店が建ち並ぶ、いわゆるネオン街に入った。 呼び込みの連中が社長に向かって [社長!今日うちでどうですか?新しいの入りましたよ] [社長!最近来てくれないじゃないですか!?] [社長!いい加減この前のツケ払って下さいよ~。もう言い訳出来ないっすよ~?] このチビ社長、何気に有名人みたいだな。 すると社長が [行くとこ決まってるから、ごめんね。この前のっていくら?五万で足りる?] 社長は財布を出して、十万の束をおもむろに出して、五万位を呼び込みの人に渡した。 [迷惑かけたから、お釣りはいいよ。] すげー!パッと見だけど財布の中見えただけでも、折れた一万が六枚位見えたから、最低でもこのチビ六十万位持ってるぞ! 俺は心が踊った! 何故なら俺は遠慮知らずだから! 3人位指名しちゃおっかな~。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加