ヱヴァQ見に行くから破までの個人的な纏め(長文・ネタバレ)

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・新劇場版「序/破」  ここでは変更点だけ挙げていこう。まず加持さんがアダムじゃなくてネブカドネザルの鍵を持ち帰ってきた。これは鍵だから間違いなく扉を開けるのだが、なんの扉だろうか。ネブカドネザルを調べるとバビロンの王様のことであり、バベルの塔にもこじつけることができそうだ。バベルといえば人類を分け隔てたので、補完にもつながりそうだ。  カヲル君がいつも月にいる。そこで大量の棺の中のひとつからカヲル君は登場した。これは、この世界が平行世界であることの証明になるだろうか。それともレイと同じくアダムを入れ損なった亡骸が並んでいるだけだろうか。破の最後のセリフを考えたらやっぱり平行世界だろうけど。  破で、サードインパクトのトリガーが既に引かれた。旧劇場版の補完条件と同じく、初号機とレイが融合してしまっている。しかしカヲルがそれを止めた。旧態の補完の拒否である。しかしネブカドネザルの鍵は使用されていない。これもゲンドウの計画のうちであろう。果たして今回はどんな補完形態なのか。  Q予告編でいきなりアスカが出てきた。おそらくシンジもいた。この二人はすぐには再生できないとは思うので、結構年月経ってるかもしれない。現代の話にしたいのだろうか。このヱヴァ新劇場版が、過去のような鬱屈からの開放を、破壊を目指すものではなく、開放され乱立し自由の名のもとに隔離されてしまった閉塞感をぶち壊すようなものであってほしいなと、なんだか思うのです。
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