二章 /3

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「神田、No.105を召喚しろ」 俺は部下である神田にエリアボスを召喚するように命じた。 No.105は本来この塔のボス。 このワールドは別名、人獄 人型のモンスターが多く、またボスの多くも人型である。 No.105も人型モンスターのボス。 その名もーー 「親方、阿修羅の準備整いました」 神田が言う。 そう、No.105は阿修羅。 腕三対で顔が三つの鬼。 戦闘能力だけは群を抜いている。 まず、やつの前に召喚させるか……。 俺はアニメでも見るような感覚でモニターを眺める。
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