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僕は避けると一気に詰める。
背後で肉が切れる音がする。
!?
僕はちらりと背後を見る。
そこには空を舞う阿修羅の腕。
なるほどな、阿修羅の攻撃で阿修羅自身の腕を切らせたのか。
やっぱり信玄は賢いね。
僕は阿修羅の腹に赤黒い風を大量にぶつける。
阿修羅のからだがくの字に曲がる。
【大具現】発動
謙信のスキルが発動された。
やばっーー
俺は咄嗟に距離をあけた。
その直後、謙信の七支刀が巨大化して降り下ろされていた。
よし!勝った!
なぜなら、阿修羅はくの字に曲がった状態ゆえ、避けられない。
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