二章 /3

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信玄が軍配を振るう寸前に謙信と兼続が追い付き、三方向からの攻撃が繰り出される。 僕も間に合わせる! 瞬速をなめるな! 一段と速度を上げると一瞬で間合いをつめ、物干し竿を黒い生物の脳天へと降り下ろす。 まだだ! 赤黒い風を黒い生物の腹部めがけて放つ。 が、寡黙たるその生物は全ての攻撃を息をするように受け止める。 赤黒い風だけは両手で防いでーー
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