二章 /3

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「あっしも居ますぜ、小次郎さん!」 阿修羅の影から現れた猿顔の男がニカッと笑うと赤い棒を振るう。 「叔父貴、早いですよぉ」 阿修羅の真横から鉄扇子を振るう爽やかな顔の華奢な男。 ……秀吉と半兵衛か。 「チッ、次から次へーー」 阿修羅はその場から引いたのか、姿を消した。 信長と蘭丸と秀吉と清正の武器が一点でぶつかる。 よ、避けた……!? 「ふん、予測通り」
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