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バス停に向けて小走りをする。 僕の記憶が正しければあの時と全く同じ状況に曝されていた。 例の屋根付きの小さなバス停。どうやら今は市営のバスは走ってないらしく時刻表はなくなっていて、心なしか寂しそうに見えた。 少しずつ雨脚を強める天気雨は僕をバス停の中へと誘った。
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