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★勇星side
「勇星、お前それで良いの?
ガキん時から桃ちゃん好きだったじゃん
大人ぶってカッコつけて
お前の隣から桃ちゃんが他の男んとこ
行くのも止められねぇのかよ?」
俺は中学校からつるんでる
龍士(りゅうじ)と飲んでいた
「いいんだよ
桃奈の婚約者は桃奈を幸せに出来る
だろうし、
わざわざ、俺が入っていって
二人の仲を裂く必要もねーだろ?」
とは言いながらも
ホントは俺が桃奈と結婚したかったし、
幸せにしたかった
俺って諦めの悪いガキだよな
諦めの悪い自分に嫌気がさし、
その日、俺は酒を浴びるように飲んだ
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