4人が本棚に入れています
本棚に追加
俺はその日、夢を見た
何か懐かしい記憶の様な気がした
---------
「桃奈、そっち行くなよ 危ねぇだろーが」
俺の斜め前を行く桃奈
俺はそれを止めていた
でも、いつしか
桃奈は前へ前へ行っていて
俺の声が届かない所へ行ってしまっていた
-----------
妙にリアルな夢に俺は飛び起きた
いつも頭の中を支配する桃奈
それは一生続くだろう
どんな女が現れようとも
この恋が終わることはない
そんな女を放す俺は
世界一みっともない男だろう
だから、みっともない男なりに考えた
桃奈を送り出すと、
間接的にでも笑顔にすると。
最初のコメントを投稿しよう!