I love you

15/22
前へ
/31ページ
次へ
俺はその日、夢を見た 何か懐かしい記憶の様な気がした --------- 「桃奈、そっち行くなよ 危ねぇだろーが」 俺の斜め前を行く桃奈 俺はそれを止めていた でも、いつしか 桃奈は前へ前へ行っていて 俺の声が届かない所へ行ってしまっていた ----------- 妙にリアルな夢に俺は飛び起きた いつも頭の中を支配する桃奈 それは一生続くだろう どんな女が現れようとも この恋が終わることはない そんな女を放す俺は 世界一みっともない男だろう だから、みっともない男なりに考えた 桃奈を送り出すと、 間接的にでも笑顔にすると。
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加