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★桃奈side
「もしもし、桃奈?
俺だけど、今、大丈夫?」
急いでとった電話は
期待していたあの人ではなかった
「うん、いいよ」
「明日なんだけど、 俺が迎えに行くから」
健が優しい口調で言う
「うん、わかった。準備しとくね
じゃあ、明日ね」
私はなぜか自分から電話を切ろうとして
しまった
「じゃあな、おやすみ」
私は健が電話を切るのを待ってから
ゆっくり切った
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