空風と桜風

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「・・・。」 「失ったって、誰を?」 「・・・主人、金はここに置いておく。美空、行くぞ。」 「ちょっ・・・・待ってくださいよ!!」 二人が去った後、主人がつぶやいた。 「・・・たとえどれだけ大切な人が消えてもそれは終わらない・・・・。きっと、また別の人が・・・・消える。」 ゲホゲホッ 「ん~、風邪でも引いたんですかね~。」 土方と美空を探していた沖田はつぶやいた。
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