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私が先輩の行った方を見ていると。
「千奈実~。おまたせ。」
待っていた私の友達、笹原千夏が後ろにいた。
「ごめん、待った!?」
「大丈夫。私が早く来すぎちゃっただけだから。」
苦笑いをして答える。
もう少し遅くてもよかったな…
「ごめんね~。あれ、それコキア"ダイヤモンドダスト"じゃん。どうしたの?」
千夏に言われてそういえばそんな花持ってたななんて考える。
「千夏を待ってたら先輩が来てね?その時に貰ったの。」
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