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日常
この就職困難な氷河期、多分誰もが知っている大会社に就職出来た。
運を使いはたしたかもしれないと鈴音 瑠璃子(すずね るりこ)は自社ビルを離れた所から仰ぎ見ていた。
ここら辺はオフィス街でたくさんのビルがならんでいる、道路とビルの間には木が10メーター間隔に植えられて季節を感じやすくされていた。
薄化粧で仕事に邪魔にならないよう後ろでまとめ派手すぎず地味すぎないパンツスーツで会社から程よく離れた所で気合を入れていた。
「今日も一日頑張りまっしょい!!」
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