35人が本棚に入れています
本棚に追加
改めて、うちの家族は天然だな~と理解した
登校中偶然、信彦に会った
「よう」
と俺が言うと、信彦も
「よっ」
と返してきた
「隆太郎は?」
信彦が言って来た
「まだ会ってないぜ、先行ったんじゃないの?あいつは俺達より真面目だからな」
「そうだね」
と、信彦が言った
と言うか今頃だが俺こんな体で学校行っても良いのか?胸デカイからばれるんじゃね?
俺が考えてると信彦が、
「お~い一樹」
と、呼ぶ
「なんだ?」
「なんで一樹、女になってんの?」
信彦には、ばれていた
まあ、当たり前だが
「えっと……」
俺は、なんて言えばよく分からなくてとりあえず、
「なんか朝起きたらね……こうなってた」
と、言うと信彦は
「へ~そうなんだ」
そう言い、他に追求はしてこなかった
しばらく何も言わなかった信彦に言った
「なんで他に何も追求しないんだよ、普通友人が女になってたら何か言うだろ」
俺が言うと、信彦は落ち着いて、
「だって、一樹前から女みたいな顔だったから別に女になってもだい、ブベラッ」
大丈夫、と信彦が言う前にムカついたから腹に蹴りを入れてやった。
最初のコメントを投稿しよう!