第一章【出逢い】

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『ふぅ………ルイ大丈夫ですか?』 「……………」 ルイがぼーっとしています。 『ルイ?』 「あっ、あぁ…ごめんな!相変わらず そのー…………綺麗だなーって」 『えっ?』 ルイは頬をほのかに赤く染め 鼻の頭をポリポリ掻きながらそう言いました。 ルイ、いきなりどうしたんでしょう? 「いや!違うんだ!いや違うってゆうか、 その…………詠唱している時のイヴ 綺麗だなって思ってさ!」 そう言うとルイは次に慌てながら 照れくさそうにミルクティー色の髪を くしゃくしゃとしながら言いました。 『クスクス、いきなりどうしたんですか』 「いや………その… あっ!そういえば、イヴ!! 母さんがイヴが探していた薬草 裏山で見たっていってたぞ」 『へ!?本当ですか!?』
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