天幕街と幻の夜

54/216
前へ
/216ページ
次へ
 「‥ウィヒヒヒヒィィン!!!」  肝心のその居場所を告げようとした一瞬の内に、何の前触れもなく頭部だけが目を剥いた黒馬の姿に変貌し、高々と嘶く。
/216ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加